ウサギの肉は日本ではあまりなじみが無いものです。
ジビエとして振舞うお店でなければなかなか見ることもないかとは思いますし、人によっては抵抗感があるかもしれません。しかし、フランスなどでは好んで食べられている食材の一つであり、高級フランス料理店ではメニューに登場します。
肉質がプリッとした締まったものですし、旨味も強いこともあってジューシーな鶏肉のような食感、とも言われます。この肉質を味わうために単純にソテーで召し上がってもいいですが、本場フランスではラグー、つまり煮込み料理の具材として登場することが多いようです。
フォンをしっかり効かせた濃い味のシチュー、といった味わいで本場フランスの味とともに噛みしめたウサギのおいしさに気が付くことでしょう。