九州地方で変わったお肉料理と言えば「地鶏の刺身」です。

九州地方でも南部の宮崎の一部と鹿児島県でしか基本的に食べる習慣はありませんでしたが、最近では首都圏の料理店や居酒屋でもちらほら見かけるようになりました。

しかし、本場の鹿児島県ではもも肉やむね肉など以外の通常火を通す部位の砂肝やレバー、ハツなども刺身で食べます。もちろん鮮度が良くなければ生食できませんが、鹿児島県内には鶏肉だけを扱う「鶏肉店」がとても多く、朝〆の地鶏を販売しているので生食ができるのです。鹿児島では地鶏を扱っているお店なら、たいていどこのお店でも食べることができます。

少し甘めの醤油にすりおろした生姜とにんにくを入れていただくとお酒が進むこと請け合いです。